
冠婚葬祭。現代では一般的な慶弔行事をさして使われますが、本来は冠婚葬祭とは、元服、婚礼、葬儀、祖先の祭礼という日本古来の四つの儀式のことをさします。
私たち日本人は儀式や歳時を大切にしてきました。それは感謝や尊敬、思いやりの気持ちです。
時代は変わり、筆はペンからパソコンや携帯電話に代わってきましたが、
楓林堂では、現在でも残る日本独特の習慣には意味があるものと考え、贈る方と贈られる方の気持ちを大切にしています。
墨の色はインクとは違った艶と深みがあります。そして墨で書かれた文字には
存在感があります。誰かに何かを贈るとき、ぜひ楓林堂を思い出していただき、
お手伝いさせていただけたら幸いです。
楓林堂代表 関野香苗